特集1:今の「時事」がわかる。



特集2:「人」が伝える今。
NPO 富士山クラブ | 松下氏(1)


特集3:「写真」が伝える今。


僕たちが今できること 〜NPO富士山クラブ(1)〜

特集記事第1弾として、「NPO法人富士山クラブ」の松下さんに、活動内容や富士山登山の情報や周辺の立ち寄りスポットについてお話を伺ってまいりました。

−まず、富士山クラブの主旨をお聞かせ願えますか?
「富士山クラブ」は、“美しい富士山を子どもたちに残すために・・・”というコンセプトを基に、市民・行政・企業と協働してできる市民活動を行っています。富士山クラブの理事には、アルピニストの野口健さんもいて、さまざまな活動を行っています。

−活動内容はどのようなことを行っていますか?


主な活動としては、清掃活動、環境教育、体験活動、森づくり、森林生態調査、啓発活動を行ってます。 定期的には、毎月第3土曜日に、富士山のふもとの特定のエリアを対象として清掃活動を行っています。
企業の社会貢献活動や社員研修で清掃活動をコーディネートしたり、旅行者を中心とした方々の清掃活動をサポートしたりと昨年は60回程度の清掃活動を行っています。
体験活動では、定期的に自然体験プログラムを実施したり、環境教育としては、地元の学校や東京近辺の学校などに招かれることもあります。 さらには、富士山の日(2月23日)にシンポジウムを開催し、啓発活動などにも努めています。

−清掃活動とありましたが、富士山周辺のごみ問題はどんな状況でしょうか?


(不法投棄されたごみの写真を見せながら)富士山周辺で清掃をしているなかでのごみは、家電や食器類、産業廃棄物などさまざまで、バスの座席から古いボイラー、さらには車までが捨てられていたりする状態です。
車の不法投棄は、投棄されてすぐには非常にきれいな状態であるものが、長時間放置されることによってイタズラされたりして無残な姿でずっと置かれているといった状態です。ずいぶん見晴らしの良い場所に投棄された車は、撤去も比較的容易なのですが、林道の奥に投棄された車は、撤去するための重機が入れないため、長く放置されたままの状態のものもあります。
その他にも医療器具(注射器)が捨てられていたりと、清掃活動を行ううえでも危険なものも捨てられています。

−どんな場所に投棄されていることが多いのですか?


国道138号、139号、富士スカイラインと、富士山を囲むようにしていたるところで投棄されているが現状です。詳しくは、当NPO法人のホームページにごみマップを掲載しております。地図上の道路がごみのマークで見えなくなるぐらいの地点があり、2900点以上の地点で投棄されています。



−富士山の登山道にも投棄されていたりしますか?
実は、富士山の登山道には、投棄されているごみはあまり多くありません。登山者のポケットからやむをえず落ちてしまった紙くずなどは見当たりますが、登山者が故意で捨てたごみはほとんど見当たりません。登山客の方々は、ごみ袋を持参して上っておられるようですので、登山をされる方々のマナーは向上してきたように思います。

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駿東北部地域交通円滑化委員会

事務局:国土交通省 中部地方整備局 沼津河川国道事務所 調査第二課